こんにちは、Ryosukeです。
今回は、ウェブショップの買い付けと同時に取り組んでいるストックフォトについてです。
ストックフォトとは、自分が撮った写真を販売して収益を得るもので、写真好きやカメラ好き、旅行好きの方と相性の良い副業として最近人気となっています。
今回は、初めてストックフォトサイトへ登録をして販売を始めようとしている方のために、大手ストックフォト3社に全く同じ写真を登録して、それぞれのサイトの特徴(審査通過率や販売率)、どのサイトでも採用された写真の共通点、そして落とされやすかった写真の共通点をご紹介します!
登録したフォトストック大手3社
今回私が登録したストックフォト大手3社は下記の通りで、1. PIXTAは日本がメインの市場、残りの2.3.は世界中に販売しています。
1. PIXTA/ピクスタ
2. shutterstock
3. fotolia/フォトリア & Adobe Stock/アドビストック
2. shutterstock
3. fotolia/フォトリア & Adobe Stock/アドビストック
3.のfotolia / Adobe Stockについては、最近Adobe Stockが同業のfotoliaを買収したもので、写真の登録はAdobe Stockで実施しますが、販売はfotoliaとAdobeの両方で実施されます。
登録写真の前提条件
今回の記事を読んでいただくにあたり、注意してほしい前提条件です。
私は旅行とカメラ撮影が趣味ですが、写真のレベルはまったくの初心者です。
好きで撮りためていた写真を何かお金に還元できないかと思いストックフォトという副業に出会ったのですが、所有しているカメラはニコンのD3100という初級モデルですし、構図等のセンスも無いほうだと思います。
そのような前提の写真をアップロードしていますので、注意してくださいね。
登録した写真30枚
早速ですが、今回3社にアップした写真30枚をご紹介します。
ネット各サイトのアドバイスに従い、画質が良く、対象物がはっきりとわかり、著作物侵害などをしていない写真を選びました。
あくまで、これまでの旅行で撮りだめてきた写真であり、ストックフォトのために撮影したものではありませんので注意してくださいね。
◆今回審査登録した写真30枚

それではさっそく3社の比較を見てみましょう!
登録方法や審査時間に関する比較
まず、写真の登録方法や審査時間について比較をしてみます。
結論からいうと、登録方法が分かりやすいのはfotolia&adobe、審査時間が短いのはshutterstockでした。
そして、Pixtaはサイト構成が非直感的(というか古くさいウェブサイト)でタグの登録も分かりにくかったです・・・
30枚という大量の写真すべてにタグをつけていく作業は意外と時間が掛かるものですから、スムーズに登録できるfotolia&adobeやshutterstockは良かったですね。
また審査時間についても、fotolia&adobeやshutterstockはアップロード後数日で審査結果が来て非常にスムーズでしたが、Pixtaは2週間近く審査に要してストレスフルでした。
◆登録方法の比較
サイト名 | サイトのみやすさ | コメント |
PIXTA/ピクスタ | × | サイト構成が古い、非直感的。タグ登録のためにいちいち新しい画面を開いたり面倒。 |
shutterstock | 〇 | 直感的でわかりやすく、時間が掛からない |
fotolia/フォトリア & Adobe Stock/アドビストック |
◎ | 直感的でわかりやすく、時間が掛からない |
◆審査時間の比較
サイト名 | 審査時間 | コメント |
PIXTA/ピクスタ | × | 登録後2週間 |
shutterstock | ◎ | 登録後2日 |
fotolia/フォトリア & Adobe Stock/アドビストック |
〇 | 登録後3日 |
審査通過率の比較
続いて写真の審査率の比較です。
結論からいうと、PixtaとFotolia&Adobeが審査率が良く(30枚中22枚)、shutterstockは厳しい結果(30枚中8枚)となりました・・・
同じ写真を上げてここまで差が出るとは驚きでした。
◆合格率の比較
サイト名 | 審査合格率 | 合格枚数(30枚中) |
PIXTA/ピクスタ | ◎ | 22枚 |
shutterstock | △ | 8枚 |
fotolia&Adobe Stock | ◎ | 22枚 |
販売量の比較
続いては、各サイトで登録して1か月の販売結果です。
さっそく1か月でPixtaとshutterstockで1枚ずつ売れましたが、残念ながらfotolia&Adobeではまだ1枚も売れていません・・・
Pixtaでは登録したその日に1枚売れましたし、shutterstockも登録して1週間以内に売れましたので、意外と悪くない滑り出しでした。
◆販売枚数の比較
サイト名 | 販売率 | 販売数 |
PIXTA/ピクスタ | 〇 | 1枚(22枚中) |
shutterstock | 〇 | 1枚(8枚中) |
fotolia/フォトリア & Adobe Stock/アドビストック |
△ | 0枚(22枚中) |
続いて、今回の比較からわかったことを見てみましょう!
大手3社を比べてみて分かった審査に通る写真と落ちる写真
今回3社を比べてみて、ストックフォト審査で通りやすい写真の共通点や落ちやすい写真の共通点が実体験で分かってきました。
私の場合、3社すべてで合格した写真6枚のうち、多い共通点は下記の通りでした。
1. 花や植物
2. 対象物が大きく映っている
3. 背景がぼけている
2. 対象物が大きく映っている
3. 背景がぼけている
また、審査に通りにくかった写真の傾向の共通点は下記のとおりです。
1. ピントが少しでもずれている
2. 何を撮っているのかよく分からない。
3. 対象物が小さい
2. 何を撮っているのかよく分からない。
3. 対象物が小さい
ネット上の情報とそれほど違いは無いのですが、花や植物の通過率が高いことは意外でしたね!
◆私が登録した写真30枚と、すべての合格結果

まとめ
今回はフォトストック大手に同じ写真を登録して、それぞれのサイトの違いや、どの写真が通りやすいのか、通りにくいのかを調査をしました。
今回の記事を参考に、是非皆さんもストックフォトに挑戦してみてください。
では!